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あの海の果てまでも
第4章 新月の恋人たち 〜新たなる運命の扉〜
この淡雪のように白くか細い身体に灼熱の楔を打ち込み、激しく突き上げる。
牡の切っ尖が狭く熱い淫肉の奥を抉るように、犯す。
「…ああっ!
…いや…あぁ…こわれ…ちゃ…う…」
押し殺したような嬌声を上げる暁の横貌は、うっすらと紅が刷かれたように朱に染まり、匂い立つようだ。
濃密な快楽に耐えるように、暁はその細く白い小指を噛んだ。
それは、二人が恋人同士だった頃には見せた事のない妖艶な表情と仕草だった。
…この身体を、自分と別れていた間に抱いた男がいる…。
カッと一瞬にして身体中の血が沸る。
マグマのように熱く燃え沸るこの感情は…明らかな嫉妬だ。
「…あぁ…ん…っ…」
甘い声で啜り哭く暁の形の良い顎を背後からやや乱暴に捉え、引き寄せる。
「…俺と別れて、何人と寝た?」
…ふっと、暁は悦楽に潤んだ美しい瞳の奥を煌めかせ、妖しく微笑んだ。
「…さあ…どうかな…」
それは、ひんやりと妖艶に湿った蜜色の微笑みだった。
…そして…
「…確かめてみて…春馬さんの…ここで…」
暁の華奢な細い指が、二人が繋がっている濡れた淫肉と、それを犯す大紋の牡の付け根を愛撫するようにしなやかに撫で上げた。
牡の切っ尖が狭く熱い淫肉の奥を抉るように、犯す。
「…ああっ!
…いや…あぁ…こわれ…ちゃ…う…」
押し殺したような嬌声を上げる暁の横貌は、うっすらと紅が刷かれたように朱に染まり、匂い立つようだ。
濃密な快楽に耐えるように、暁はその細く白い小指を噛んだ。
それは、二人が恋人同士だった頃には見せた事のない妖艶な表情と仕草だった。
…この身体を、自分と別れていた間に抱いた男がいる…。
カッと一瞬にして身体中の血が沸る。
マグマのように熱く燃え沸るこの感情は…明らかな嫉妬だ。
「…あぁ…ん…っ…」
甘い声で啜り哭く暁の形の良い顎を背後からやや乱暴に捉え、引き寄せる。
「…俺と別れて、何人と寝た?」
…ふっと、暁は悦楽に潤んだ美しい瞳の奥を煌めかせ、妖しく微笑んだ。
「…さあ…どうかな…」
それは、ひんやりと妖艶に湿った蜜色の微笑みだった。
…そして…
「…確かめてみて…春馬さんの…ここで…」
暁の華奢な細い指が、二人が繋がっている濡れた淫肉と、それを犯す大紋の牡の付け根を愛撫するようにしなやかに撫で上げた。