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私を寝取った男たち
第2章 初不倫

F県にある実家に着いたのは午後7時過ぎだった。
「よく来たな」
「遅いから心配してたんだぞ」
父と兄が玄関で私達を出迎えてくれた。
「兄さんに遅くなるってライン送ったじゃない!」
「え?そうか?知らなかった」
「まったく・・これだもの」
兄は地元の金融機関に勤めているのだった。
私は苦笑いしながら靴を脱いで上がらせてもらった。
「奈緒の旦那さんの康平君・・」
家に上がる前に皆に紹介した。
何度か顔を合わせている筈だが、妹抜きで来たのは初めてだったから私が気を使ってあげたのだ。
「さ、どうぞ上がって・・」
遅れて出てきた兄嫁の静香さんが笑顔で迎えてくれた。
皆は私達が着くのを待っていてくれたらしく、夕食がまだのようだった。
田舎の夕食はいつも賑やかだった。
男達はビールを注ぎ合い、注ぎ合う内にすぐに仲良くなるのだ。
康平君も父や兄とすぐに打ち解けていた。
私は義姉の静香さんと世間話や子どもの事で盛り上がったのだった。
静香さんは穏やかで温厚な女性で私が好きなタイプだった。
「ところで5時頃には着くって聞いてたけど、途中でそんなに雨が降ってたのか?」
いきなり話が変わったのだった。
「そうよ。高速で来たんだけど、急に前が見えない位の豪雨が来て・・走れないからパーキングエリアで待ってたわよ」
私が説明した。
「あらあ、パーキングエリアで何時間も待ってたの?」
静香さんが驚いたように私を見るのだ。
「そうなのよ。だって物凄い豪雨だったのよ。皆に見せたかったわ」
私がそう言うと、康平君がおもむろにスマホを取り出し、何やら操作していたかと思うと正しく豪雨の動画を皆に見せるのだった。
いつの間に撮っていたのだろう?
康平君は何事も抜け目がないタイプの男性なのかも知れなかった。
「おお、本当だ!これは凄い!」
目を丸くして動画を観たのは私の弟の裕太だった。
そうなのだ。
私は4人兄弟の2番目なのだ。
実家に兄と弟、東京に私と妹が住んでいるのだ。
「よく来たな」
「遅いから心配してたんだぞ」
父と兄が玄関で私達を出迎えてくれた。
「兄さんに遅くなるってライン送ったじゃない!」
「え?そうか?知らなかった」
「まったく・・これだもの」
兄は地元の金融機関に勤めているのだった。
私は苦笑いしながら靴を脱いで上がらせてもらった。
「奈緒の旦那さんの康平君・・」
家に上がる前に皆に紹介した。
何度か顔を合わせている筈だが、妹抜きで来たのは初めてだったから私が気を使ってあげたのだ。
「さ、どうぞ上がって・・」
遅れて出てきた兄嫁の静香さんが笑顔で迎えてくれた。
皆は私達が着くのを待っていてくれたらしく、夕食がまだのようだった。
田舎の夕食はいつも賑やかだった。
男達はビールを注ぎ合い、注ぎ合う内にすぐに仲良くなるのだ。
康平君も父や兄とすぐに打ち解けていた。
私は義姉の静香さんと世間話や子どもの事で盛り上がったのだった。
静香さんは穏やかで温厚な女性で私が好きなタイプだった。
「ところで5時頃には着くって聞いてたけど、途中でそんなに雨が降ってたのか?」
いきなり話が変わったのだった。
「そうよ。高速で来たんだけど、急に前が見えない位の豪雨が来て・・走れないからパーキングエリアで待ってたわよ」
私が説明した。
「あらあ、パーキングエリアで何時間も待ってたの?」
静香さんが驚いたように私を見るのだ。
「そうなのよ。だって物凄い豪雨だったのよ。皆に見せたかったわ」
私がそう言うと、康平君がおもむろにスマホを取り出し、何やら操作していたかと思うと正しく豪雨の動画を皆に見せるのだった。
いつの間に撮っていたのだろう?
康平君は何事も抜け目がないタイプの男性なのかも知れなかった。
「おお、本当だ!これは凄い!」
目を丸くして動画を観たのは私の弟の裕太だった。
そうなのだ。
私は4人兄弟の2番目なのだ。
実家に兄と弟、東京に私と妹が住んでいるのだ。

