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私を寝取った男たち
第3章 同級会
ベッドに寝そべった横山君に跨がった私は懸命に腰をくねらせていた。

「この体位は“騎乗位”って言うんだぜ!真面目な麻衣子は知らないだろうけどな・・」

「そ、そうなの・・?し、知らないわ!」  

自分で腰をくねらせながら、込み上げて来る快感を堪えるのが精一杯だった私が話しかけてきた横山君に視線を送りながらすぐにまた行為に没頭したのだった。


「ようやく念願が叶ったよ・・」

行為が終わり、私に添い寝するように横になっていた横山君が口を開いた。

「何・・?私とやっとこんな風になれたって・・?」

私は彼に背中を向けながら、聞いてみた。

「ああ、そうだよ。俺もお前が東京に行ってから、何人もの女と付き合って、結婚もしたけど・・お前の事がずっと忘れられなかったんだ」

(夫よりは長続きしたけど・・やっぱり康平君の方が・・)

横山を受け入れた時に真っ先に私の頭に浮かんだのは、愛する夫ではなかった。

「今は幸せか・・?旦那にもちゃんと愛してもらっているのか?」

「お陰様で・・そっちはどうなの?」

「うちか・・?うちはまあまあかな。可もなく不可もなく・・ってとこかな」

「そうなの?じゃ、良かったじゃない」

そう冷たく言いながら、私は手近にあったバスタオルを持ってシャワーを浴びに浴室に向かったのだった。


熱いシャワーを浴びながら、私は横山君に汚されてしまった体を念入りに洗った。

スポンジにボディソープをたっぷり付け、泡立てて全身をくまなく洗ったのだった。

足の指から手先まで、洗い残しがないように洗う。

横山君はさすがに中には出さなかった。

私のお腹の上に出したのだ。

でも、横山君を受け入れてしまったのは事実。

康平君の顔を思い浮かべている自分が信じられなかった。


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