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妻のおぞましい過去
第1章 妻のおぞましい過去
メールのやり取りは省くが、結局私は山野の要求をのんだ。

山野はしたたかだった。

まず、動画の断片を売りつける。

この動画には、音声が入っていなかった。無音の妻と男たち。

次に、「音声が入っている動画が見つかりました」と言って、金をせびる。

妻のもだえる声が録音されていた。絶叫していた。

次には、「もう一つ動画がありました」と言って、さらに現金を要求する。

気づくと、すでに私は高額(二ケタ万円)を山野に支払っていた。

このままでは、永遠に私は山野に金をせびられる。

私は山野に最終通告をした。
手元にあるデータはすべて私に渡すこと。
そして、消し去ること。

メールのやり取りは記録してある。
やり取りは山野と私の秘密とする。私は、決して漏らさない。
山野も、このデータは消去して欲しい。

今回はそのための送金だ。
もしも、万が一、第三者に渡すとか、ネットに流出した場合は、
私はリベンジポルノとして、警察に告発する。

山野にそう伝えた。

最後の送金と同時に、山野はすべての動画データを送ってきた。
送金は、私は偽名を使い現金書留で現金を送った。
出張先から郵送したので、私の手掛かりは山野のもとには無いはずだ。

私と山野の交渉は終わった。
もう、山野とやり取りをすることは、一生ないであろう。
私はメールアドレスを消し去った。

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