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誰も知らない君の顔
第6章 恍惚
「冬吾さんっ」

「っ!?」

汗で湿った両手が俺の顔を覆いつくし、あの大人しい結とは思えない程の早さで俺の唇が奪われた。

「はっぁ・・・ん、はぁ・・・」

俺のポリシーでキスはしない事になっていた。なんでかって?
キスは好きでもない相手を好きにさせてしまう作用を持つ。
彼女を本気で想わないようにする為に・・・俺は最後までキスをしないと決めていた。

にも関わらず、ちょっとした隙でキスを許してしまう。それも深くてねっとりとした濃厚な口づけ。

「冬吾・・・さんっ」

彼女の火照る身体が暴走し始めてる。スーツのベルトにまで手を伸ばし外そうとしている。

「結!今日はダメだよ」

「え・・・」

「コレはまた今度ね」

「やぁ・・・!」

潤んだ瞳で駄々を捏ねる。こんな姿を見たら心が折れそうになるが、これも俺の計画の一部だ。最後までヤりたいが、ここは我慢である。
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