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少女監禁 罠に堕ちる女
第6章 母 綾乃

デスクの上のスマホが震えた。
画面には珍しく夫の名前が表示されている。
スマホ画面をタップして
綾乃は通話を開始した。
「珍しいわね、あなたが電話してくるなんて」
- 電話ぐらいするさ、俺たち夫婦なんだからさ -
「そうね、一応まだ夫婦だったわね
で?何の用かしら?」
- ちょっとまとまったお金が必要になったんだ
悪いけど貸してくんないかな? -
「何に使うの?
理由によっては貸してあげないこともないけど」
- 言いにくいんだけどさ…
愛人を孕ませちまってさあ -
「知るか!ボケっ!!」
罵倒して強制的に通話を切った。
どうせ堕胎する手術代か手切れ金なのだろう。
勝手に女を作って遊んでおいて
その尻拭いをこちらに頼むなんて虫が良すぎるわ!
いくら必要なのかわからないけど
自分の後始末なんだから
危ない仕事でもして工面すればいいわ
旦那がバタバタしているってことは…
多分、家には帰っていないのだろう。
そういう自分だって
仕事に終われて3日ほど家に帰っていない。
『聡子、ちゃんとしているかしら?』
不意に娘の事が気がかりになって
手にしていたスマホで聡子に連絡をしてみた。
- 電源を切っているか電波の届かない所に… -
アナウンスを耳にして綾乃は通話を切った。
夏休みだものね…
遊び呆けているのかしら…
今夜ぐらいは帰宅して様子を見てみないとね
しかし帰れるかしら…
締め切り間近だというのに
校正すべき原稿が山のようになっていた。

