パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 父　健太郎

「おい、はぐらかすなよ」

健太郎は焦れて彼女の顎に指をかけて
くいっと上を向かせると
隙を与えずにそのまま唇を奪った。

キスをすると彼女のスイッチが入ったようで
彼女の方から唇を割り開いて舌を入れてきた。

女のペースに少しばかり面食らったが
それもまた楽しいと彼女のやりたいようにさせた

由里子の舌は健太郎の口の中を
縦横無尽に動き回る。
舌先を絡めようと
健太郎の舌も由里子の舌を求めて追いかける。
舌先が触れると『ここまでおいで』とばかりに
由里子は自分の口の中へ舌を退避される
それを追いかけて健太郎の舌が彼女の口の中へ…
今度は逆に
健太郎が彼女の口の中をたっぷりと味わう。

歯並びのよい歯を一つずつ磨くように
じっくりと舐め回す。
呼吸をするのも忘れて舌と舌が溶け合うのを
思う存分に楽しんだ。

互いの唇が離れた瞬間、
どちらからともなくプハーっと息を吸い込んだ。

「ハードなのがお好きなの？」

「ハードもソフトも君の思うままさ
僕はどちらにも合わせることができるよ」

「まあ！嬉しい！
じゃあ、今夜はたっぷりと
濃厚でハードに責めて」

「お安いご用さ」
健太郎は由里子を抱き上げると
勢いよく彼女の体をベッドに放り投げた。