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少女監禁 罠に堕ちる女
第1章 ロストバージン

「ただいま…」

誰も居ない室内に向かって
帰宅の挨拶をすると
私はコンビニ袋をテーブルに置いた。

コンビニ袋の中には
チキンカツ弁当が入っている。

私は弁当を袋から取り出すと
レンジで再加熱を始めた。

誰も居ない我が家のキッチンに
「チン」という虚しい音が鳴り響いた。

父も母も
互いに仕事をしている。

父は、中小だけれども
スーパーの店長をしている。

母は、これまた地域密着型の観光関係の
雑誌出版社で記者として働いていた。

どちらも仕事にかこつけて
帰宅はいつも深夜になっていた。

もう何年も母の手料理を食べていない。

『ねえ、ママ…
今年の誕生日はみんなで外食したいわ』

叶うはずもない一家団欒を願って
そのようにおねだりしてみたが
「もう誕生日を家族で祝う歳でもないでしょ?」
そんな風に予想していた答えが反ってきた。

ー もうやだ…こんな家から出ていきたい! -

いつしか私の心に
この家を飛び出して
一人で独立しようと考えていた

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