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My Godness~俺の女神~
第13章 ♣海ほたる舞う夜♣
悠理は渡されたサインにサインペンで大きく〝Yuri☆〟と書いた。ついでに空白に今日の日付と西暦を書き込む。
「適当だけど、これで良い?」
「もちろんよ、ありがとう。助かったわ」
眞矢歌は大切そうに色紙を受け取った。
「それにしても、私も愕いたわ。まだこの町に来て一週間ほどなのに、もうファンクラブができるだなんて。―っていうか、大体、あなたも言ってたように一般人にファンクラブができるなんてこと自体が珍しいわよね」
と、我が事のように嬉しげに顔を輝かせる。
「適当だけど、これで良い?」
「もちろんよ、ありがとう。助かったわ」
眞矢歌は大切そうに色紙を受け取った。
「それにしても、私も愕いたわ。まだこの町に来て一週間ほどなのに、もうファンクラブができるだなんて。―っていうか、大体、あなたも言ってたように一般人にファンクラブができるなんてこと自体が珍しいわよね」
と、我が事のように嬉しげに顔を輝かせる。