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My Godness~俺の女神~
第13章 ♣海ほたる舞う夜♣
そのあまりに歓んでいる様子に、悠理は余計に面白くなくなった。
「へえー、眞矢歌さんって、俺にファンクラブなんかできて、そんなに嬉しいの?」
つい意地悪な気分になって口にしてしまう。
悠理の気持ちも知らず、眞矢歌は微笑んだ。
「それは少しは嬉しかったりするのは当たり前じゃない? だって、こうして一つ屋根の下に暮らしてるわけなんだから。自分のよく知っている人が人気者になれば、誇らしい気分にだってなるわ」