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貴方に染まる
第9章 Ⅸ
あっという間に私の両手首は縛られ、ベッドの柵に括られて逃げられなくなった。
「蘭…っ、辞めて…」
「他の男にしっぽ振ってんじゃねぇよ」
「そんなことしてないじゃん!」
「どうだか」
私の話を聞く気はないわけ…?
蘭は感情任せなのか、スカートの中に手を侵入させ、ショーツを一気にずらした。
鍵もカーテンも閉まっているけどここで抱かれたくない。
「私の話は聞いてくれないわけ…?」
「後で聞いてやるよ」
最悪だ…。
この状況で蘭から逃げられるわけないし…。