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嫌いな男
第22章 プレゼント
それは一粒ダイヤの輝く、
誤解の余地の全くない婚約指輪だった。

固唾を飲んで見守っていると
やがて翔子は顔を上げて強羅を見つめた。


「…ごめんなさい」


強羅は天を仰いだ。





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