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嫌いな男
第22章 プレゼント
「私がいい加減だから、強羅くんを焦らせちゃったのよね?ごめんなさい」

「…え?」

「約束なんかなくても、私は
もうどこへも行かないわ」

翔子は強羅の手を取り自分の頬に当てた。

「信じて?私は強羅くんが好きよ」



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