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365days 妄想恋愛中
第1章 Sさん
「試合で疲れてるのに、
呼び止めてごめんね」
「わたしの方こそ
変に気を使わせちゃって…」
ごめんなさい と続けようとすると
「ねぇ、ましろさん 今日ここまで何できた?」
また遮られちゃった。
「主人に 車で送ってもらったんです」
「そっか、じゃあ アシないんだ。
嫌じゃなければ送ってくよ?」
まさかの申し出に 戸惑ってしまい
答えに困っていると
「車 そこの駐車場だから。
身体冷えちゃうし、行きましょ」
そう言って立ち上がったSさんは
歩き出してしまった。
Sさんと ふたりで話せるのは
楽しいし 嬉しいけど…
車みたいな狭いところでふたりきり…
考えるだけで もう
心臓がどうにかなってしまいそうだった。
呼び止めてごめんね」
「わたしの方こそ
変に気を使わせちゃって…」
ごめんなさい と続けようとすると
「ねぇ、ましろさん 今日ここまで何できた?」
また遮られちゃった。
「主人に 車で送ってもらったんです」
「そっか、じゃあ アシないんだ。
嫌じゃなければ送ってくよ?」
まさかの申し出に 戸惑ってしまい
答えに困っていると
「車 そこの駐車場だから。
身体冷えちゃうし、行きましょ」
そう言って立ち上がったSさんは
歩き出してしまった。
Sさんと ふたりで話せるのは
楽しいし 嬉しいけど…
車みたいな狭いところでふたりきり…
考えるだけで もう
心臓がどうにかなってしまいそうだった。