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第2章 新生活

お家に着いて、橋本さんとはさようなら。

「困ったことがあれば、いつでも電話してねー」
と陽気に帰って行った。

この先の事、少し安心した♫


ホッとして、玄関に着くと

「さ、邪魔なハゲおやじ帰ったし、飲みいこっか。いいでしょ？俺の隠れ家紹介するけん」

と路永さんが誘ってくれた。

少しビクッとしたけど、これからのこともあるし、いろいろ教えてもらおうと路永さんについて行った。

着いた場所はお家から10分ほど歩いた小さな街。

歩行者天国になっていて、お店が道に出ている。
日本では見かけない光景に感動した。


「ほら、いくよ。こっちこっち」
と路永さんについて行くと、そこはほんとに隠れ家といったおしゃれなパブだった。