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Stand by me
第19章 道
「トトもアキさんも反対してるの?」
「うん…毎日のように誰かから電話かかってくる…本当にやめるようにって」
「はーちゃん、どう思う?」
「どう思うって…それ華に聞く?」そう言って笑った。
「ごめん…」
「うーん。華はなんて言っていいんか分からん。
でも、みっちー本当にいいの?トトさんやアキさんがそんだけ反対するって、そういうことやと思うねん。
だってさ、トトさんにアキさんはずっとそばでみっちーのこと見てたやん。そんな人がそんだけ反対するって…」
「うん。分かっとる」
「それでいいの?」
「はーちゃん、俺もう決めたんよ。俺、田舎の人で長男で、親父にお袋は喜んどるんよ」
「うん…」
「今から取りやめって、親の悲しむ顔は見れんっちゃね」
「…。みっちーは何のために結婚するの?
親のため?親って子供が大好きな人と結婚して、周りに祝福されて、幸せなんが親の幸せじゃないの?」
「はーちゃん、俺、もう決めたんよ。」
路永さんは泣いていた。
「うん…毎日のように誰かから電話かかってくる…本当にやめるようにって」
「はーちゃん、どう思う?」
「どう思うって…それ華に聞く?」そう言って笑った。
「ごめん…」
「うーん。華はなんて言っていいんか分からん。
でも、みっちー本当にいいの?トトさんやアキさんがそんだけ反対するって、そういうことやと思うねん。
だってさ、トトさんにアキさんはずっとそばでみっちーのこと見てたやん。そんな人がそんだけ反対するって…」
「うん。分かっとる」
「それでいいの?」
「はーちゃん、俺もう決めたんよ。俺、田舎の人で長男で、親父にお袋は喜んどるんよ」
「うん…」
「今から取りやめって、親の悲しむ顔は見れんっちゃね」
「…。みっちーは何のために結婚するの?
親のため?親って子供が大好きな人と結婚して、周りに祝福されて、幸せなんが親の幸せじゃないの?」
「はーちゃん、俺、もう決めたんよ。」
路永さんは泣いていた。