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Stand by me
第5章 幸せ
日曜日の8時。
日焼け止めをしっかり塗り、お化粧もし、
普段はおろしてる髪をポニーテールにした。
服は、Tシャツにジーパン。
靴はスニーカーがないので、エンジニアブーツ風のレインブーツにデニムをインした。
「おはよ。行こうか」
路永さんは全身バッチリ野球のユニフォームを着ていた。
ガリガリの体にユニフォーム姿は滑稽すぎて
爆笑しそうになったけど、さすがに失礼かなと必死で堪えた。
まるで綿棒…
そんなことを考えてると
「は?あんたスニーカーは?」
「え?ありません。まさか野球なんてすると思ってなかったから…持ってきてません。」
「だめ!そんな靴で行ったらドロドロなるよ」
「いいです!これ、レインブーツなんで。」
「だめ!ブーツなんかいかん!」
「だから、長靴なんで汚れても大丈夫です。」
「知らんっちゃね。」
真夏のこの国で長靴という不恰好な私と、綿棒のようにもっと不恰好な路永さんは一つの車でグランドに向かった。
行く途中で、小笠原さんという副キャプテンを拾って行った。
小笠原さんは、がっちりとしたお猿さんという感じで、
でもすごく優しかった。
「小笠原、この子はーちゃん。お前年も近いんやけんら仲良くしちゃってよ」
「はーちゃん、よろしくー!」
「お願いします」
みんなで雑談しているうちにグランドに到着した。
これは日焼けしそうだな…
日焼け止めをしっかり塗り、お化粧もし、
普段はおろしてる髪をポニーテールにした。
服は、Tシャツにジーパン。
靴はスニーカーがないので、エンジニアブーツ風のレインブーツにデニムをインした。
「おはよ。行こうか」
路永さんは全身バッチリ野球のユニフォームを着ていた。
ガリガリの体にユニフォーム姿は滑稽すぎて
爆笑しそうになったけど、さすがに失礼かなと必死で堪えた。
まるで綿棒…
そんなことを考えてると
「は?あんたスニーカーは?」
「え?ありません。まさか野球なんてすると思ってなかったから…持ってきてません。」
「だめ!そんな靴で行ったらドロドロなるよ」
「いいです!これ、レインブーツなんで。」
「だめ!ブーツなんかいかん!」
「だから、長靴なんで汚れても大丈夫です。」
「知らんっちゃね。」
真夏のこの国で長靴という不恰好な私と、綿棒のようにもっと不恰好な路永さんは一つの車でグランドに向かった。
行く途中で、小笠原さんという副キャプテンを拾って行った。
小笠原さんは、がっちりとしたお猿さんという感じで、
でもすごく優しかった。
「小笠原、この子はーちゃん。お前年も近いんやけんら仲良くしちゃってよ」
「はーちゃん、よろしくー!」
「お願いします」
みんなで雑談しているうちにグランドに到着した。
これは日焼けしそうだな…