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Stand by me
第10章 強い味方
あきこさんは、パワフルなママでいつも朝までゲストに飲ませる。

隆太と凛はいつも酔っ払いに囲まれて育ったからか、強い子達だった。


そして、ホームパーティーの日。

路永さんと一緒に柏原家に出かけた。


ピンポンすると、
「はーーーーちゃーーーーん!」

凛が走って出てきて抱きついてくる。

「凛ちゃんこんばんは。」

「はーちゃん、早くこっち来てー」
私の手を引いて部屋に招き入れる。

路永さんはそんな光景を目を細め見ていた。


日が変わろうする前に、凛を寝かしつけ、
あきさんとバルコニーに出た。

「華、飲もうか」

「はい、あきさんビールでいいですか?」

「いいよ!」


あきさんは女性が見ても本当に憧れるカッコいい女性。

出来た女性というのはこういうことを言うのだろう。


チームメイトにトトさん、路永さんは、リビングのラグの上に入り乱れて雑魚寝していた。

みんなお酒臭かった。
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