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Stand by me
第15章 苛立ち
その話から3日後、私は路永さんに時間をもらって、のみにいくことになった。


お互い、そのことには触れず、当たり障りのない話をし、何時ものように笑い、真面目な話もした。


そして、私から切り出した。


「みっちー、手紙を書いてきた。
言いたいこといっぱいあって、でもきっと伝えようと思ったら泣いてしまうと思うから、お手紙書いてきた。」

そう言って手紙を渡した。


そこには数え切れない彼との思い出、
彼のくせ、仕草、
そして、愛の言葉が沢山ならんであった。


彼は一文字ずつ読み、読み終えると
無言で封筒にしまった。


「はーちゃん。ありがとう。
こんなに想ってくれてたんやね。
ありがとう。」

そういって目に浮かぶ涙を拭った。

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