この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
プリンスの誘惑
第3章 ~腹黒王子~ (前編)


 シェードさまは遠くで聞こえるワルツに合わせ、優雅にわたしをリードしてくれた。


 わたしの胸は高鳴り続ける。
 会えただけでも奇跡なのに、今こうして目の前でわたしと踊ってくださるなんて。

 夜の風が熱くなる頬を吹き抜ける。


「風が出てきましたね……寒くないですか?」

 優美な表情で、わたしの瞳をのぞき込むように見ながら、シェードさまは腰に回した腕を強め、更にカラダが密着する。

 わたしは首を横に振る。

 熱くなる肌に心地よいぐらい。


/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ