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プリンスの誘惑
第4章 ~腹黒王子~ (後編)

「んー、ワタシが脱がせて差し上げましょうか?」
「え!? そ、そんなことさせられませんっ!」
シェードさまは男性であり、しかもこの国の王太子様。使用人の真似事など頼めるわけが無い。
「困りましたね……今日は舞踏会で侍女たちも手が空いてないでしょうし」
シェードさまは再びわたしの胸元のリボンをしゅるると解いてしまう。
「あ……や、あ、の」
「恥ずかしがることはありませんよ」
「そ、そんなの無理です、シェードさまの前で裸になるなんて……」

