この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハッテンlife
第9章 純愛交際編
ガタンッ!
「……あの……も、う終わりです」
ものすっごく気まずそうな、観覧車の係員のお兄さんの声。
俺達の激しすぎるキスシーンをモロに見てしまったのか、顔が真っ赤っ赤。
「あ…」
「……」
いつの間に観覧車一周したのね。
俺達、何分キスしてたんだろ。
泰三さんは、俺の手をギュッと掴んで観覧車を出る。
係員のお兄さんは、真っ赤な顔のまま、観覧車の誘導を続けていた。
「…ここ、もう来れねえな」
ぼそりと、恥ずかしそうに泰三さんが言う。
そんな…ッ!
夏になったらお化け屋敷も登場するのに。
お化け屋敷でも、お化けに見せつけるようにラブラブするつもりですッ!
「あ、あんなの大したことないって!あははははー」
「…お前、ついこないだまで処女だったくせに、恥じらいってもんがねえな」
俺の人生の中にそんな文字ありませんッ!
あ、それに…。
「俺、全ッ然後悔してないからね!あの時、激しく奪われたのも、マワされたのも。あと、車の中でもガン掘りされたのも…ッ!」
刺激的で、楽しい初体験。でもね。
「でも、多分…今日するのが、本当の初体験になると思う。って……今日、してくれるんだよね…?」
「……あの……も、う終わりです」
ものすっごく気まずそうな、観覧車の係員のお兄さんの声。
俺達の激しすぎるキスシーンをモロに見てしまったのか、顔が真っ赤っ赤。
「あ…」
「……」
いつの間に観覧車一周したのね。
俺達、何分キスしてたんだろ。
泰三さんは、俺の手をギュッと掴んで観覧車を出る。
係員のお兄さんは、真っ赤な顔のまま、観覧車の誘導を続けていた。
「…ここ、もう来れねえな」
ぼそりと、恥ずかしそうに泰三さんが言う。
そんな…ッ!
夏になったらお化け屋敷も登場するのに。
お化け屋敷でも、お化けに見せつけるようにラブラブするつもりですッ!
「あ、あんなの大したことないって!あははははー」
「…お前、ついこないだまで処女だったくせに、恥じらいってもんがねえな」
俺の人生の中にそんな文字ありませんッ!
あ、それに…。
「俺、全ッ然後悔してないからね!あの時、激しく奪われたのも、マワされたのも。あと、車の中でもガン掘りされたのも…ッ!」
刺激的で、楽しい初体験。でもね。
「でも、多分…今日するのが、本当の初体験になると思う。って……今日、してくれるんだよね…?」