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ハッテンlife
第10章 山の上のホテル編
硬く中に押し入った至宝を包む肉壁が、うねうねしてる。早く、気持ちいぃの天上に行きたいよ。

「動いていいか?」

苦しそうに俺を窺う。でも、待ちきれないってば…ッ!
でも口を開いたら悲鳴でそうだから、コクコクと頷いた。

「ひぁぁ…ッ!」

一旦引いて、遠慮なく奥まで貫かれた時、あまりの衝撃に身体が引きつった。始めはやっぱり痛い。
でも、それもまたくせになる快感に変わった。

抜き差しが繰り返される。しだいに、早く――。

「あッ、あッ、は…ぁ、んぁ…ッ…ゃ…く、くる……ッ」

昂ぶっていく熱がすぐそこまできている。我慢しなきゃ。さっきイったばかりなのに…ッ!
ピストンの動きが激しくなって意識がついていけない。無我夢中で首に抱きつく力を強めて、必死に縋った。

「イっちゃ…ッ、あッ、あ…ぁ…アッーーーーッ!!」

我慢が限界に達した。奥まで抉られた瞬間、勢いよく白濁を腹に飛ばす。締め付けが一層強くなった中を、少しも躊躇なくまた貫かれた。

「早いんだよ、お前は…ッ」

長持ちの泰三さんはまだイける…はずなのに?

泰三さんは奥まで貫いたまま、そこで小刻みに痙攣して。
腹の中に生温かいものが吐きだされる。

「くそ…。悠真の早漏が移った…」

そんなぁ。
俺、かなり我慢したよ?今回は早漏じゃないもん。

「お前、既に二回イッたよな?ケツマン舐められた時と今」
「ケツじゃなくて、好きって言葉でイッたんだよ!」

もうわかってないなぁ。
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