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第14章 餓鬼

いつでも使えるようになのか、引きずられた電マが私の太腿の外側に触れた。

目の前には少年らしからぬ醜い肉棒が裏筋を見せて反り返っている。

【やればいいんでしょ…やれば……】

自ら乳房の両脇に手を添えた。
少し前屈みになると、協力的に脚を開いて腰を落とす。
高さを調整されたそれを谷間に収めていった。
憎たらしいほどに熱く、硬い。
匂いも好きモノの男だと言わんばかりに鼻を衝く。

「なかなかいないっすよ…こんなにしっかり挟んでくれるおっぱいは…」

【こいつ…黙ってられないのか……】

上目遣いに睨みながら…添えた手を内側に押していく。
左右から揉み込むように乳房をくねらせる。
肉棒に乳圧を加えていく行為だ。
ニヤつく口許が薄く開く。
どうやら気持ちいいらしい。

私は無言のまま揉み…乳房を上下に押さえながら揺らしていく。

「…ぅっ…はぁっ…さすがに気持ちいいっすね…」

【あ、そう…だったらさっさと出してしまえよ……】

我慢汁が溢れてくる。
亀頭を伝い、胸の谷間に垂れ落ちてくる。

【気持ち悪い……】

「うわっ…エロっ…」

潤滑油になり滑りを助ける。
その様子を満足気に見下ろされていた。

「足んないっすね…唾垂らしてもっと扱き上げてくださいよ…」

「チッ……」

反射的に舌打ちが出ていた。
見下ろす少年はそれすら愉しそうに口角を上げていく。
胸の間で顔を出してる亀頭に視線を落とすと、私は唇を尖らせた。
鈴口からはとくとくと我慢汁が溢れている。
そこに目掛けて唾液を垂らしていく。
粘度の高い糸が、とろ～っと滴っていく。
我慢汁に重なり、唾液の方が濃いのか、それは混ざることなく亀頭を伝っていった。
谷間はより滑りを増していく。
自分でも解る。
もっと力を入れなきゃ刺激が足らない。
乳首が外側を向くほどに寄せていった。

「はぁっ…堪んないっすね、これ…陽翔にもやってやってよ…秒で出すっすよ…」

【だったらあんたもさっさと出せよ……】

恨めしそうに見上げたのに、こいつはまだ余裕の笑みを浮かべていた。

「すんません…俺はわりと慣れてるんで、まだまだっすね…そっちもパイずりなんてお手のもんすよね…」

パイずりはともかく、身体の疼きは治まる気配などなかった。
ずっと溢れ続け、乳首は痛いほどに尖っていた。
認めたくなくても身体は欲してしまっている。