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第14章 餓鬼

裸でリードに引かれた散歩はほとんど初めての露出経験だった。
戸惑い、羞恥心、視線、屈辱…いろんな感情が相まって私を興奮させていたのかもしれない。

電マは最初からヤバいって知っていた。
逝く寸前で止められなかったらそのまま壊されていたかもしれない。

でも、ベッドの上でのセックスなら話しは違う。
こいつよりデカイチンポの相手をしたことだってあった。
こいつより小さい男を本気で愛したことだってある。

【身体だけでじゃないんだよ…女は感情で逝くこともできるんだ……】

「はぁっ…なんで抜くの…逝かすんじゃなかったの？……」

息を乱しながらも、なじっていく。

少年も呼吸が荒かった。

「体位を変えようと思っただけっすよ…」

【負け惜しみかよ……お可愛いこと……】

陽翔に向ける妖しい視線が戻ってきていた。

【くそっ…急に態度変えやがって…セックス好きの変態かよ…】

俺は余裕の態度を崩さない。
そう努めていた。

「今度は後ろから嵌めてやりますよ…」

【…好都合だよ…お前の顔を見なくて済むからね……】

私は後ろを向いていく。
はい、どうぞ…そう言いたげにお尻を突き出した。

「いいケツしてるっすね…」

少し落ち着きたくて、すぐには挿れない。
亀頭で淫裂をなぞり、往復させていく。

【焦らさないでよ…こっちはスイッチ入りっぱなしなんだから……】

擦り上げてくる亀頭が真ん中にきた瞬間、私はお尻を押しつけてやった。

【そんなに硬くするから…食べやすいね……】

「…っん……はぁ…挿ったよ……ほら、動いて…動けよ……気持ちよくしてくれるんだろ……」

【淫乱女が…ふざけやがって…】

「くっ…わかってるっすよっ…言われなくてもねっ…」

パァンっ…と叩きつける音がして、私は顎を突き上げていく。
痕が残るほどにきつくお尻を掴まれながら、何度も打つような音と共に沸き起こる喘ぎ声を抑えられなかった。

「…ぁんっ…ぁんっ…ぁぁっ……凄いっ……」

「だったらさっさと逝けばいいっしょ…くっ…っ、っん…」

【お前より先に絶対逝ってやんないからっ……】

押し込んでくる腰に合わせて、お尻を後ろに迫り出していく。
派手な音をさせているのは果たしてどちらなのか。
私が奥が弱いと思ってるらしい。

【奥を叩けば逝くと思ってるんだろ…そんな単調なセックス…萌えないんだって……】