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第323章 採血

そうなのです。
私の右腕の血管は全く浮いていないのです。

本当に看護師さん泣かせな血管です(笑)
でも、右腕の血管は「逃げない」と以前他の病院で採血した時に言われたのです。

その事を看護師さんに申し上げました。
すると、看護師さんは少し安心した様に、また蝶々で血管に針を刺したのです。

「内側の血管はちょっと痛いのよね。ごめんなさいね…」

確かに痛かったのですが、昔脚の付け根から採血された事がありました。
その時の激痛に比べたらそんなに痛みは感じませんでした。

針を刺した途端、血液が大量に上がって来たのです。
看護師さんはとても安堵していました。

もちろん、私も安堵したのです。
すると、看護師さんは私が指に嵌めているリングを見てこういうのです。

「その指輪ってハワイアンジュエリーじゃない？」
「はい、そうです…」

「ハワイアンジュエリーって凄く可愛いのよね。確か色んな模様があるでしょう？」
「ありますね。プルメリアにホヌにスクロールです…」

「そうそう、可愛いのよね…」

看護師さんも無事に採血できたのでこんな会話をしてくれたのだと思いました。
ちょっと嬉しくなった私でした。

その後、診察して頂きレントゲン検査の異状はありませんでした。
圧迫骨折などもしていなかったのです。

それを聞いて私は安堵しました。
来月に骨密度の検査結果が分かります。

この半年、率先して牛乳を飲んできました。
その成果が出るといいなぁ。

そう、思っているのです。
この日は病院をハシゴしたので1日病院でした(笑)

私たちの身体は神様から頂いた借り物なのです。
魂を入れるものが身体なのです。

その身体を大切に使っていきたいな…と、思う今日この頃なのです。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。