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生きること、思うこと
第328章 千の風になって
おはようございます✨
美月です。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。

以前、私には男性の友人Kさんが居ると言うお話しを書いたと思います。
そのKさんを仮に木下さんだとしましょう。

その木下さんのお母様が昨年、脳梗塞で突然倒れて暫く入院していたと書いたと思います。
先日の火曜日に木下さんから電話が掛かってきました。

「母が今重体です…もう永くないと思います…」

私はそれを聞いてビックリしてしまいました。

先日、木下さんとお話しした時、お母様はリハビリをしていてお料理なども自分で作れるようになったと聞いていたからでした。

その翌日の水曜日の夜に再び木下さんから電話が来たのです。

「今日、夕方に母が亡くなりました…」

私は、この話しを聞いて、20年前に亡くなった母の事を思い出しました。
木下さんは電話口で泣いていました。

そしてこう言うのです。

「でも、1度でも自宅に帰れて好きな物が食べられて、僕が母を介護できたので良かったです…介護していると母は僕に『ありがとう…』と言ってくれました…」

これを聞いて私は良かったと思ったのです。
最期の最後に『ありがとう…』とお母様から言って貰えたことに。

それは何よりも救いになったと思うのです。

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