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生きること、思うこと
第337章 花束みたいな恋をした

家庭というものは自分の思いを通す場所でも、甘える場所でも、ストレスを発散させる場所でもない様です。
家庭とは「幼児性を削って大人になる作業をする場所」として存在しているらしいのです。
わがままが言い合える相手が出来た状態になった時、いかに踏みとどまって相手を受け容れられるかを問われているのが「結婚の本質」でもある様なのです。
今回観た「花束みたいな恋をした」という映画は結婚とはどういう意味なのかを教えてくれている様な感じがしたのです。
男女の愛情とは永遠のテーマだと思います。
私も2度の結婚をしています。
そこから学んだ事は沢山ありました。
振り返ってみれば、本当にあそこで相手の事を丸ごと受け容れて感謝していればあの結婚生活は続いていたかも知れないと思えるのです。
でも、その当時の私はそれが出来ませんでした。
離婚した事に後悔はありませんが、反省する点は多々あった様に思うのです。
もう私としては3度目の結婚はないと思っています。
ですが、もしこの先、また誰かとお付き合い出来るような状態になった時には相手の方を尊敬出来るような自分になりたいと思っています。
人と人との関わりはいつも「自分の人格磨き」だと思っています。
他人はいつでも私自身の人格を磨くために存在していると思えるのです。
自分の人格を磨くこと、これは本当に大切な事だと思うのです。
そして、そのお手伝いをしてくれるのが恋人だったり、夫や妻だったり、友人であったり、親兄妹だったりするのだと思うのです。
この様な人との関わりの中で自分は大人へと成長してゆくのだと思うのです。
皆さんはどの様に思われるでしょうか。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

