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生きること、思うこと
第367章 お別れⅡ

すると、マサさんはこう言うのです。

「何となく美月さんには遠慮してしまうんだよね、じゃぁ、これからは遠慮しなくていいのかな?」

私は遠慮せずにS男さんになってくださいとお願いしました。
ですが、その後もマサさんのM男さんは変わりませんでした。

こうなってくると私もマサさんとのセックスがイヤになってきます。
この様な気持ちになると私の身体をベタベタと触られることも拒否したくなるのです。

もちろん、イチャイチャもされるのも拒否したくなります。
私がベッドで横になりマサさんに背を向けて寝ている時でもマサさんは私の身体を弄るのです。

段々と私の気持ちは落ち込み疲れが溜まっていきました。

9月の3連休の最終日にマサさんが我が家を後にして新潟に帰ってくれた時はホッとしたと同時にもう会いたいと思う気持ちも無くなっていたのです。

ベタベタイチャイチャされるのがイヤで堪りませんでした。
友達の真由美ちゃんにその事を話すとこう言うのです。

「確かに美月姉さんはベタベタする人じゃないよね?ハッキリとマサさんに伝えた方が良くない?」

確かにそうなのです。
言葉で伝えなければ相手には理解して貰えないのです。

私はドキドキしながらLINEでマサさんにこう言ったのです。

「私、ベタベタイチャイチャされるのがとてもイヤでとても疲れるんですけど?お互いにもう還暦も過ぎているので少し落ち着きませんか?」

すると、こんな返事が返って来ました。

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