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生きること、思うこと
第98章 幸せな人々

ですから「手に入れているものを50個書いてみてください」
と、お話しするといくつでも書くことができるのです。
でも、「自分にはあれが足りない、これも欲しい、まだまだ、もっともっと」と言い続けている限り、いつまでも満たされることはありません。
普通の人が一般的に「苦労」「大変なこと」と言われる出来事に身を置いた人たちは「今の瞬間」から幸せを感じる事ができるのです。
それはすでに、満たされているからです。
自分の目が見える事に、自分の口で食事ができる事に、自分の足で歩ける事に。
全ての事に「ありがとう」と感謝して受け容れているのです。
今あるもの「目が見えたり、自分で歩けたり、耳が聞こえたり、両手が使えたり」することは実はとても恵まれたことなのです。
そんな恵まれていることに「ありがとう」と感謝してみませんか。
普通に、淡々と続く毎日に感謝してみませんか。
「成長とは、大きくなることではなく、小さなことに感謝できる感性を息吹かせること」だと、思うのです。
感謝できるって、幸せなことだと思うのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

