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生きること、思うこと
第155章 お風呂4

私は、そのことに対してこう言いました。
「いえ、後で掃除しますから大丈夫ですよ。気にしないでください」
そう言うとガス屋さんは笑うのです(笑)
何と、爽やかな人だろうと感じました。
帰り際に私はこう言いました。
「今日は、雨が降り寒い中、ありがとうございました」
私はそう言うと深々と頭を下げました。
すると、ガス屋さんも、
「いえいえ、今、暑いくらいですから。ありがとうございました」
そう言うと頭を下げるのです。
私は、何と爽やかで礼儀正しい人だろうかと思いました。
とても、気持ちよく作業をして頂いたと思っています。
ガス屋さんが帰った後、直ぐにお風呂掃除をしたのは言うまでもありません。
その後、不動産屋さんに電話をしました。
「あの、織作ですが、今、お風呂の風呂釜の交換をしてもらったのですが、大家さんに、ありがとうございました、と、伝えて頂けませんか?」
そう言うと不動産屋さんは電話口で微笑みながらこういうのです。
「わかりました。オーナーさんに感謝の言葉をお伝えしておきますね」
不動産屋さんもとても気持ち良さそうでした。
確かに、オーナーの義務として交換をするのは当たり前かも知れません。
ですが、いくら義務だとは言え交換には約10万は掛かるのです。
それを、してくれたことに感謝の言葉しかありません。
今年は大家さんには、大変お世話になっています。
トイレの水漏れや、お風呂場の排水溝の詰まりなどを直して貰っているのです。
とても、ありがたいなぁ。
と、感じています。
当たり前の事など何もないのです。
感謝の言葉しかそこにはありません。
最終的には、感謝の気持ちがとても大切だと感じる今日この頃なのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

