この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
生きること、思うこと
第156章  モデル2

「どんな話だったの?」
「うん、母は自殺した訳ではなかったってことが分かったの…」

電話口で喜んでいる友人の姿を想像できました。
彼女は話しを続けました。

「自殺ではなく、事故だったって話してくれたわ。誤って大量に飲んではいけない薬を飲んでしまって、死んでしまった様なの」

「そうだったんだ」
「それで、母は自分を責めないで欲しいって言ってるって言われたわ…」

友人は尚もこう話すのです。

「それに、新潟の彼女は、母と私しか知らない事を知っているのには驚いたわ…」

そうなのです。
私もそうでしたが、新潟の彼女は私と彼氏さんしか知らない事を知っているのです。

それには、私も驚いていました。
新潟の彼女の能力は実に驚くべきものだと感じました。

でも、新潟の彼女は、亡くなった方と交信した後はかなり疲れるようなのです。
病を患っているので、余り無理はさせたくないな。

と、最近は思っています。
彼女は今でも、時々亡くなった彼氏さんと交信している様です。

そんな時は、決まって“梅おにぎり”が頭の中いっぱいになるらしいのです(笑)

「また、おにぎりが食べたいみたいよ…」

と、彼女は私に連絡してくれます。
その話を聞くと、私の心は少しほっこりとするのです。

理屈では、理解できない事って沢山あるのだな…と、思う今日この頃なのです。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

/1102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ