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生きること、思うこと
第202章 リング

ですが、Facebookで“過去の思い出”なるものを見た時、その当時の事を記事として書いていたのです。
それを見て思い出し、自分のジュエリーボックスから探し出し、また嵌めています。
このリングをしていると、彼がいつも傍に居てくれて守ってくれている様に感じるのです。
なので、新しいパートナーは必要ないかな。
などと、最近考える様になりました。
恋愛に年齢は関係ないよ。
と、言われる方も多いと思います。
ですが、この年齢でまた一から恋愛をして、ややこしい人間関係で悩むのもなんだろか。
とも、思ってしまうのです(笑)
そもそも、恋愛も人間関係です。
今、私はある意味、ひとりのこの時間を満喫しているのです。
ひとりで淋しくないの。
と、聞かれますが、別に淋しさもそんなに感じません。
今更、この気ままな自由な時間を誰にも邪魔されたくないなぁ。
とも、思ってしまうのです。
何か力仕事をしなくてはならなくなった時は、お隣のお兄さんに頼ればいいのではないか。
そう、思っているのです。
人間はひとりでは生きてゆけません。
誰かに甘えても良いのです。
なので、お隣のお兄さんに頼ろうかと思っています(笑)
それに、そもそも出会いがありません。
そんな出会いがない状態で新しいパートナーを見つける事はできないのです。
恋愛はひとりではできませんからね(笑)
そんな、こんななので、新しいパートナーは必要ないかな。
と、思っているところです。
結構、こう見えても私は実にいつも満たされた状態にある様なのです。
愛情に枯渇するようなこともありません。
必要以上に誰かに何かを求めるような気もしません。
孤独感も余り感じたことはありません。
とても不思議なのですが。
それだけ、彼が亡くなったことを少しずつ受け容れられるようになったのだと思うのです。
ここまで来るのに2年半も掛かってしまいました。
でも、今はとても毎日心穏やかで幸せを感じています。
今ある人、事、ものに感謝しています。
日々、感謝できる生活とは、実に幸せであると思える今日この頃なのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

