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生きること、思うこと
第208章 施し

そもそも、施しとはどんな意味でしょう。
辞書を引くとこう書いてあります。
「つまり施すとは、手を差し伸べるという事なのです。相手の立場に立って、何かをする、恩恵や援助を与える、という事です」
その施しをすることのより、そのお金(物)が喜ばれる様に使われると、それは巡り巡って、自分の所に戻って来るようなのです。
お金に余裕がないから施しが出来ないと言っている人は、施しをしなかったために、余裕がないのかも知れません。
神様からしたら、余裕のあるお金持ちが心を込めずに払う1万円よりも、余裕がない人が、なけなしのお金を叩いて差し出す1万円の方が「すばらしいお金」だと感じるのではないでしょうか。
自分がどのような状況であろうとも、「自分よりも困っている人がいるかもしれない」と思って差し出したなら、神様はそのお金を4倍以上にして返してくれるのではないでしょうか。
お金が貯まったから施すのではなく、ほかの人よりもお金があるから施すのではなく、自分が今出せるだけのお金を出すことが大切なのではないでしょうか。
私も、毎月少ない額ですが、募金をさせて頂いています。
本当に少ない金額です。
ですが、その募金をしていると、不思議とお金が巡って戻ってきます。
自分が今出せるお金や物を施してゆけば良いのではないか、そう、思うのです。
少ない金額でも施しをすることで、貧しいループから抜け出せたらそれはそれで良いのではないでしょうか。
募金をさせて頂けるとは、本当に幸せなのと感じる今日この頃なのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

