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生きること、思うこと
第229章 四苦八苦

六番目の苦しみを「怨憎会苦(おんぞうえく)」と言います。
意味は、怨んで憎んでいる人と会わなければならない苦しみです。
七番目の苦しみは「求不得苦(ぐふとくく)」と言います。
意味は、求めても得られない苦しみです。
八番目の苦しみは「五うん盛苦(ごうんじょうく)」です。
意味は、五うんがあまりにも盛んに働き過ぎているがゆえの苦しみです。
五うん盛苦に関しては、ちょっと、かなり難しいのでまたの機会に書けたら書こうかと思います。
「生・老・病・死」とは「宿命」だとお釈迦様は言っています。
自分の意思では変えられないもの、宿っているものです。
後の「四苦」は「運命」だとお釈迦様は言っています。
運命とは、自分の日常生活で生じるものなので変えられるのです。
なので、お釈迦様は「宿命」と「運命」を二つに分けてお話しされたのです。
「愛別離苦」も運命です。
なので、自分自身で変える事ができるのです。
彼氏さんを亡くしていつまでも悲しんではいられません。
彼は、私に大いなる悲しみを教えてくれました。
その悲しみを乗り越え、同じ境遇の人達を励まし、優しい言葉を掛け、共に生きなさい…。
そう、言ってくれている様に思うのです。
今では、彼氏さんに心から感謝しています。
どの様な悩み、苦しみも、感謝することができたらとても人生はラクになるのではないか。
と、最近思っているのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

