この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
生きること、思うこと
第229章 四苦八苦

どんなに愛し合っている相手とでも、やがては別れがくると言う意味です。
3年前の5月7日はとても良いお天気だったのを覚えています。
そこに突然、彼氏さんの訃報が飛び込んできました。
私は、彼氏さんのお姉さんから「弟は昨日亡くなりました…」と聞いた時「え?…」としか言葉が返せませんでした。
そんなことがあった日から丸3年が経ちました。
私の今の気持ちとしては3年前に比べたら、多少落ち着いてきた様に感じます。
3年と言えば一般的に一区切りを意味します。
彼氏さんが亡くなってから、私は悩み、苦しみました。
何故、彼は亡くなってしまったのだろう。
何故、この世からいなくなってしまったのだろう。
あの時、ああしていれば良かった、こうしていれば良かった…。
そんな思いに襲われたのです。
しかし、人生に「たられば」はありません。
ああしておけば良かった、こうしておけば良かった、と言うことには意味はないのです。
今は、彼の死を受け容れて、感謝できるようになってきました。
「私と出会って、沢山の愉しい思い出をくれて17年間も一緒に居てくれてありがとう…」
そう、感謝が出来るようになりました。
感謝ができると、とても心が軽くなり、とてもラクになります。
今では、朝夕彼の写真に向かって「今日も1日守ってくれてありがとう…」と伝えています。
話しがちょっと飛んでしまいましたね。
話を四苦八苦に戻しますね。

