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生きること、思うこと
第232章 お花見

でも、私ももうこの年齢です。
Hさんにこう話したのです。
「私も、もう○○歳になったんですよ~。自分でも驚いてます(笑)」
「えー?嘘でしょう?信じられないしそんな年齢には見えないわよ…」
化粧のせいでしょうか(笑)
そんな、事を言ってくれたのです。
そんなこんなの会話をしている間に、Tさんのお宅に咲き誇る薔薇の花を見てゆきました。
家を取り囲む様に色とりどりの薔薇の花が美しく咲いていました。
見とれている私にTさんはこう言うのです。
「さ、家に入って頂戴ね。軽く食べましょう…」
私は、促されるままに家に入ってゆきました。
今日もIさんが沢山美味しいパンを買ってきてくれたのです。
Tさんは、ボルシチを作ってくれていました。
そのボルシチはとても美味しくてIさんが持ってきてくれたパンと良く合ったのです。
Iさんは、かなりのグルメです。
なので、高級なサンドイッチやベーコン、チーズなどが入ったパンなど沢山買ってきてくれました。
「美月さん、遠慮しないで沢山食べてね…」
そう言われたので、遠慮なく頂きました(笑)
最近の70代のご婦人はとても元気いっぱいなのですね。
Tさん、Hさん、Iさんのお喋りが始まったのです(笑)
私は、その話の中に入って行けず、ただひたすら食べていました(苦笑)
でも、時々、話を振られるのです。

