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第261章 その後

このような事は過去にLINEで繋がっていた時でもあり得ない事でした。
Ｆさんは本気で私と付き合いたいと思っている様です。

そして、本気で私と籍を入れようと考えている様なのです。
でも、結婚とは惚れた腫れたではできません。

私は病気持ちなので働くことができません。
年齢と言う壁もあるかも知れませんが。

その事も話したのです。
でも、Ｆさんは将来結婚したいと思っている様なのです。

なので、私は提案しました。
一応、お付き合いしてみて、これから先もずっと一緒に居たいと思ったら籍を入れても良いのではないですか。

それに、浜松と横浜はいくら新幹線で1時間位で着くとは言え遠いです（苦笑）
それに、お互い近所でもありません。

会いたい時に会えるわけではないのです。
でも、私もＦさんの事を悪くは思ってはいません。

その話をすると彼はこう言うのです。

「え？ホンマに？会ってから決めるか思ってた。じゃあ、彼女だと思ってて良いん？」

実は、私は3年前にネットで知り合った時からそのつもりでいたのですが、まだその当時彼氏さんが亡くなったばかりで気持ちの整理ができていませんでした。

3年経った今、ようやく自分の気持ちに気づいたのです。

「この人と、お付き合いしてみようか…」

そんな、気持ちになりました。
Ｆさんが何故、私に会いに来てくれなかったのか。