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生きること、思うこと
第306章 恋愛事情
「いや、電話しようと思ったんだけど2~3分で着いちゃったんだよ…」
「今、着替えるからゆっくり来て!!」
私は慌てました。
急いでジャージから部屋着に着替えました。
着替えた直後に家のチャイムが鳴ったのです。
玄関に行き扉を開けると満面の笑みを浮かべたOさんが立っていました。
「久しぶり…」
そう言うとにっこりと微笑み家に上がってくるのです。
そして、慣れた様にダイニングテーブルへと座るのです。
Oさんと前回に会ってから半年ぶりの再会でした。
時計を見ると11時に近かったので私はランチの話しをOさんにしました。
「この時間だとピザが食べられるかも?」
「え?美月ピザ食べたいのか?」
「うん、食べたいな…」
「じゃ、俺がネットで頼んでやるよ」
そんな会話がありOさんはネットでピザを注文してくれました。
30分くらいで来るということでした。
ピザが来る間の30分、お互いに好きな事をしていました。
Oさんはスマホで中国映画を観ていて、私はスマホでラジオを聴いていたのです。
半年ぶりに会ったというのにそんなに会話もありません(苦笑)
ピザが届いてからもOさんは映画を観ながらピザを食べるのです。
私は別にそんなにイヤではなかったのでラジオを聴きながらピザを食べていました。
こうして、ゆっくりとOさんとランチを食べる事ってないのです。