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代車
第15章 紗季
橋本さんは 和也君を本当に愛している
抱いた事を謝る あの日抱かなければ
今日会社に橋本さんは出社しない覚悟だった
彼女は私を 感じていたのだろう
和也君も一緒だったから 体感は半分づつかな?
本当は君に任せるつもりだったが 手放したら
和也君も智美さんも
一生後悔しそうなので 手助けしてしまった
机の上のクリームは 催淫剤だ効果は30分位
まだ智美さんは 受け入れが苦痛だと思う
智美さんの小さなお豆に
指先位で良い 塗って10分位で効果は出る
2週間も使えば 後は要らないと思う
智美さんを 大事にしてあげて欲しい
机の上の預かり証は 指輪をオーダーしておいた
私からの二人へのプレゼントだ 受け取って欲しい
今住んでるマンションと株の名義は 和也君に成っている
天野が全て 動いて呉れた
天野は 学生時代からの悪友だ
私と妻との橋渡しをして呉れた 恩人でもある
奴は弁護士に成ったばかりで
いそ弁をしながら 安い仕事ばかり
今はやらされている
カードを使った時 止められる事を恐れて
奴にメールして頼んだ
最初は奴から 悪戯はやめろと
俺達しか 知らない事をメールしたら
少し信じて 動いて呉れた
私の隠し財産は 私が急死したため
宙に浮いていた 奴に半分渡したよ
死んだら 意味無いから
残りは琴音が成人した時 渡されるよう 手配してもらった
その時には 資産は元の額に成っているはずだから
実質無料だ・・・