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代車
第5章 綾乃
木曜

朝 何時もの様に席に着くと 前田が立ち上がり 
飯田君と呼んだ 飯田の指に指輪が光っていた 

「飯田君が、この度結婚する事に成りました」 飯田が頭を下げ 

「式は三か月後だそうです 準備もあり、寂しいですが 
 今月一杯で お別れと成ります」
課員から拍手が沸き起こり 経理部からも聞こえた 

飯田が別れの言葉と謝辞を述べ 
何時もの 仕事へと皆が入って行った
渡部が昼食を終わらせ 席に戻ると飯田が寄って来た 
渡部が振り向くと 飯田が

「 ありがとうございました 」と頭を下げてきた

「あの日 帰ったら 心が平だったの 
 まるで 風のない湖の湖面見たいに 判ります?」と語尾を上げた

「彼から 何度も求婚されたのだけど 不安だったんです 
 先生みたいな人と 合ったら また溺れてしまう自分がいるみたいで」
 
「でも渡部さんと会った後 心から先生の影消えちゃったんです」 
 
「渡部さんが消してくれた見たいに 本当にありがとうございました」
頭を下げ 飯田は席に戻って行った 宮崎が戻って来て 

「久美ちゃんと 何か有ったの?」聞いて来た
渡部は宮崎に向かい

「昨日 ありがとうございました 明日夜空いてますか? 
 晩御飯 牛丼おごります」とおどけながら言った

「人妻を 夜誘う?まして私が牛丼?成敗する」と笑いながら答え 
間が開き

「良いよ 晩御飯付き合うよ、主人昨日から日曜まで学会だから」
宮崎の夫は、大学教授と聞いた事がある  

「牛丼より、ランク上げなさいね渡部」 

「畏まりました お姉さま」とお互い笑いあいながら
午後の仕事へと 入って行った
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