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青い煩い、少女の情動。
第4章 捻れた憧れ(自白)
若宮莉央、つまり私ですが、私は実際かなりの変態だろうと自分でも思います。いくら恋煩いをしていたとはいえ、学校でしてしまうなんて……。流石の私でも、自分の行いには引いてしまいます。そんな私ですが、最近、家でベットに寝っ転がって一人でしている時になんか物足りないなぁと思うことが増えてきました。自分で言うのはめちゃくちゃ恥ずかしいのですが、響君の机でした時以来、それに匹敵する気持ちよさに巡り会えていないのです。私自身の指では力不足だと思い、恥も外聞も捨てて、私についに大人のおもちゃを購入してしまいました。うぅ……。
バイブやローターなど、いろいろ迷いましたが、結局ディルドを買いました。肌色だと生々しくて少し抵抗があったので、ピンク色のファンシーな奴を買いました。買ったといっても通販で注文したばっかなのでまだ手元にはありません。平日に届くように設定して、お母さんには絶対にバレないようにしました。購入のボタンを押すときは心臓がバクバクして、木城さんが教室に入ってきた時よりもドキドキしました。頭が真っ白になって手が振えたのを覚えてます。その日は心臓のバクバクが治らないまま、ベッドに入って寝ました。