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それぞれの後編
第2章 身代わり妹〜第二章〜【変化】
美優の母親からの返事が聞けないまま、あれから1ヶ月が経った。
美優の誕生日まであと3ヶ月……。
今のままの母親じゃあ、美優に心からの言葉は言ってくれそうにないな。
ピピッピピッピピッ
隣で眠る美優のアラームが鳴る。
モソモソとベッドから起き出そうとする美優。
遠ざかる温もりが恋しくて、手を伸ばしその身体を引き戻した。
「凌太⁈ 」
俺の腕の中で、驚いた顔で俺を見上げる美優。
「…ごめん、起こしちゃった?」
すぐに、美優の顔が申し訳なさそうな顔付きになる。
「…今日は優太、弁当持ち?」
俺の言葉に頷く美優。
じゃあ、早く起きて弁当作らなきゃだよな。
そう思うのに、俺の腕は更にキツく美優を抱き締めていた。
美優の誕生日まであと3ヶ月……。
今のままの母親じゃあ、美優に心からの言葉は言ってくれそうにないな。
ピピッピピッピピッ
隣で眠る美優のアラームが鳴る。
モソモソとベッドから起き出そうとする美優。
遠ざかる温もりが恋しくて、手を伸ばしその身体を引き戻した。
「凌太⁈ 」
俺の腕の中で、驚いた顔で俺を見上げる美優。
「…ごめん、起こしちゃった?」
すぐに、美優の顔が申し訳なさそうな顔付きになる。
「…今日は優太、弁当持ち?」
俺の言葉に頷く美優。
じゃあ、早く起きて弁当作らなきゃだよな。
そう思うのに、俺の腕は更にキツく美優を抱き締めていた。