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第11章 悪魔な真実っ!？

「シドは？やっぱりお母さんは人間なんだよね？」

私が聞くとビクッと身体が震えた。

「わ、ワシの母親は..」

シドが口を開いた時、

「おい優奈。」

その声に振り向くと、裕太がいつも通り不機嫌な顔をして立っていた。

「ああ、お帰り!もう帰り～？」

こくっと頷く。

「..さっき..と、とも..」

「は？」

顔を赤くしながら、俯く裕太。

（なにコイツ..）