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第11章 悪魔な真実っ!？

「実害的な悪さなどせぬ。まずワシらは用がある時ーつまり嫁探しーくらいしか人間界には下りぬ決まりだ。」

「そうなんだ。」

（まず悪魔とか信じてなかったしなぁ..）
「そして何故悪魔と言われるか。それはー人間を死に至らしめるからだ。」

「..え？」

私が驚いてシドを見ると、ぎゅっと手を握られた。

「正確に言うと、人間のおなごだ。ワシらは味と香りの良いおなごを選び魔界に連れ去る。そして子を孕ませる。しかし..ワシらと交わるには、人間には力がなさすぎる。」

「....」