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只今、悪魔で調教中
第14章 悪魔な別れっ!?
「ワシは皐月を失い、絶望のどん底にいた..あんなにも大切にした彼女を失って..まさに生き地獄だった。ワシはもうこの絵を見て昔の思い出に浸ることしかできぬ。だから..」
「..じゃあ私はどうなるんです?」
「..?」
私はズカズカとお父さんの前に進み出た。
「私には大切な人を失ったまま生きていろと?あなたも大切な忘れ形見でさえ、また失ったまま生きるつもりですか?」
「ふん。小娘が偉そうに..」
カッと睨みつけられ、私は少し怯んだ。
「....確かに、あなたはつらい思いはしたかもしれないし、シドにとってそれはトラウマのようになってます。けど..そこには自分本位な考え方しかない!」
「..っ..」
「私は他人です。あなたにとってどうでもいい人間。その上、女で弱いかもしれない。シドを残して先に死ぬかもしれない。けど....あなたはその覚悟を持って皐月さんと一緒になったのでは?二人は離れるのが辛くて、皐月さんは何もかも捨ててまであなたといたくて付いて来たんじゃないですか!?」
「..じゃあ私はどうなるんです?」
「..?」
私はズカズカとお父さんの前に進み出た。
「私には大切な人を失ったまま生きていろと?あなたも大切な忘れ形見でさえ、また失ったまま生きるつもりですか?」
「ふん。小娘が偉そうに..」
カッと睨みつけられ、私は少し怯んだ。
「....確かに、あなたはつらい思いはしたかもしれないし、シドにとってそれはトラウマのようになってます。けど..そこには自分本位な考え方しかない!」
「..っ..」
「私は他人です。あなたにとってどうでもいい人間。その上、女で弱いかもしれない。シドを残して先に死ぬかもしれない。けど....あなたはその覚悟を持って皐月さんと一緒になったのでは?二人は離れるのが辛くて、皐月さんは何もかも捨ててまであなたといたくて付いて来たんじゃないですか!?」