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第5章 悪魔な現実っ!？

運ばれてきたスパゲティを食べ始めると、机に座ったシドが退屈そうに私を見ている。

「..いる？」

「いらぬ。馬鹿者め。人間のものなど..」
そういった時、小さな音が聞こえた気がした。

きゅるる..

「..さっきパン食べてたじゃん。ほら、ちょっとだけ。ね？」

そういって小さく千切ったパスタを渡すと、しぶしぶ両手でうけ取る。

そして、確認してからパクッと一口かじりついた。

（あう～かわいい～!!）