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黒薔薇学園の白い百合たち
第6章 カップリング

その刺激は背筋を通って、
下腹の奥深くあたりをムズムズと疼かせた。

じゅわ~と膣から熱い露が滲み出る快感に、
じっとしていられず、
太ももを擦り合せモジモジしながら喘ぐ。

「あっ、あ、沢渡さん、
いやぁ…っ、そ、そんなにしたら…」

「ごめん、俺、もう止められないよ…
香代さん、あなたが、欲しい」

陰毛の密度の濃いところに
沢渡の大きな手が潜り込む。

それを手助けするかのように
香代の股間は開き気味になっていくのと同時に
ひどく不安な気持ちがよぎっていた。

一番恥ずかしい女の部分を、
いま一番好きな男に見られてしまう。
それをずっと期待していたのに
いざ、そのようなシーンに出くわすと
拷問のような苦しさがこみあげてくる。

『でも、沢渡さんが私のことを、
欲しいって言ってくれた』

私も、欲しい。
今、太ももを叩く男のシンボルを
私の貝をこじ開けて貰いたい。

この人の事を、もっともっと深く知りたい。

泣きたくなるほどの羞恥を堪えて、
大胆に股を開いた。

沢渡の大きな手が、不器用に太ももを撫で、
ゆっくり、ゆっくりと股間の中心に近付いていく。

「あっ、濡れてるね…ここ」

黒い茂みに隠れた、密やかな粘膜の入り口。

這い寄る指の動きに、背筋がびくびくと跳ねる。

「んっ、うんっ…! 
や、やっ、言っちゃだめ…」

濡れていると男に言われる事が
こんなにも恥ずかしくて
こんなにも心地よい響きだとは思わなかった。

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