この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒薔薇学園の白い百合たち
第6章 カップリング

乳首やクリトリスを吸われた時のような
穏やかな快感ではない。
それを小さな波と表現するならば
今の快感はビッグウェーブが押し寄せる感じで
うねりを伴って、
内臓を焼きつくすような激しい悦び。

溢れる愛蜜とバージンの証が潤滑油となり、
二人の交わりを滑らかにさせる。

こんなにも密着しているのに、まだ足りない。

もっと深く、もっと奥まで欲しい。

そんな底知れない欲望が、
お互いの腰を突き動かす。

愛しさが、際限もなく生み出されていく。

この気持ちよさを
いったいどの様に表現すればいいのか。

何度目かに突きあげられたとき、
凄まじい快楽の波が押し寄せてきた。

オナニーで何度も逝った経験はある。
成美や愛実にアソコを舐められて
何度も逝かされたこともある。

だけど、今、訪れようとしている絶頂は
決して指や舌では得られないものだった。

「さ、沢渡さぁ~ん! 
わ、私…あっ、ああああっ…!」

「香代、好きだ、何回でも言う、大好きだ…」

求め合ったその先にある、絶頂感。

下半身が小刻みに痙攣し、
毛穴から汗が噴き出した。

体内に感じる、脈動。

沢渡の腰の動きが最も激しくなった。
あまりの快感に、
自分がどこかに飛ばされそうな気がして
おもいっきり沢渡の背中に爪を立てた。

「あ…、ごめん。逝くっ!!」

不意に沢渡の腰の動きが止まった。
動きを止めた沢渡から放出された、
沸騰しそうな液体が香代の膣内に充満してゆく。

『わたしたち…』

最後まで結ばれたことの喜びに包まれる。

これからも、きっと彼のためなら、
どんなことでも乗り越えられる。

ひとつ大人の階段を登ったと
そう感じずにはいられなかった。


/272ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ