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私と彼の8日間
第5章 4日目
「....あ....ま、マサキ君....」
次第に顔が緩んでいき、口をあけたまま私は、立っているマサキ君を見た。
「..梓。」
「..あ..あの..な、なにか買おうかなって、海の家、で..!ま、まさきくん、は何が..」
今さっき自分がしていたことをごまかすように、笑うとマサキ君が黙って近寄ってきた。
「え、と、私、かき氷!食べたいって、だから..マサキ君は何味が好き?私はやっぱりイチゴかなっ!?」
するとぐいと顎を持ち上げられた。